天鳳名人戦牌譜検討11-B

天鳳名人戦第4節(第13〜16戦)が終わりましたね。
前節の借金が3試合残っているので、
第4節の更新は1週間後くらいになりそうです。
小林剛(+52.0) Ⓟ鈴木たろう(+22.0) Ⓢ福地誠(-12.0) Ⓟ多井隆晴(-62.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011090322gm-0009-10011-5e750675
11B-1

リーチ一発目なので1p切りが正解。
1pが役に立つのはチンイツくらいだが
リーチ相手にチンイツ3シャンテンは流石に無謀。
11B-2

ダブ東ポンのほぼ100%テンパイの親相手に
カンチャン2600リーチ。
いくら足切りの危機に瀕しているからといって
リーチをかけて良い理由にならない。
11B-3

58pより69sを残したいので3sを切りたい。
3pと4sの差もそんなに無いと思われるので。
11B-4

上家の4pをチーして5pを切った方が若干アガりやすいが、
5pが上家に当たるかもしれないので自分もスルー。
11B-5

確かにチーすればペン4sのテンパイになるが、
慌ててチーする必要はない。
タンヤオ牌引けば大体テンパイは取れるし、
タンキ待ちの方が守備力が高い。
11B-6

効率の上では6m切りだが
58s待ちのときの出易さを考えると6s先切りの方がお薦め。
11B-7

5p, 3pくらいは押しても良いが8sは流石にやりすぎ。
11B-6のようなこともあるので
副露手のときは手出し牌のマタギももちろん危険だが、
その1つ前の手出し牌のマタギも危険になる。
しかもこの場合対面の4mを上家が鳴いていないので
6s周りが大本命だと言える。
11B-8

安め2900, 高め5800にも拘わらずダマ。
上3人が僅差で争っている場面、
待ちの9pが3枚切れ、
リーチ棒を出すと2着に落ちる、
というのがダマの主な理由でしょう。
自分はそれでもリーチするかな。
ツモ率を増やして下家を飛ばしにいきたい。
11B-9

5B-6の石橋p, 6B-7の小林p, 7A-8の多井pと同様、
たろうpも3900をダマ。
満貫ツモでピッタリトップをまくれるので
ここはリーチの方が良かったのでは。
11B-10

11B-9と同じくリーチするとツモでトップをまくれるので
リーチで良いと思います。