天鳳名人戦牌譜検討8-B

Ⓟ小林剛(+48.0) Ⓢ福地誠(+17.0) Ⓟ石橋伸洋(-17.0) (≧▽≦)(-48.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011080722gm-0009-10011-3f292042
8B-1

副露率42%の自分でもこの手は2m3sだけしかチーしない。
69pはまだ2〜3枚くらいは期待できそうだし、
ドラのくっつきも見ておきたい。
おそらくマーク2氏は対面の8s手出しを見て場が終盤になったと判断し、
(実際、対面は十分形のシャンテン)
69pチーからでもシャンテンに持っていったのであろう。
ただ対面のアンパイが少ないのでここでチーするのはかなり危険。
守備に相当の自信がある人じゃないとこのチーはお勧めできない。
8B-2

ドラそばの待ちは出にくいのでここは8sを切っておきたい。
打点はイッツードラ1でもうすでに十分なので待ちの良さを重視すべき。
8B-3

タンピン or タンイーペーシャンテンの手をチーテンするかどうか。
正直1000点上がっても順位期待値にはほとんど影響ないので、
ここでのチーは他家の手を潰すくらいの意味しか無い。
ただ下家は高くて3900位なので手を潰す有効性は小さい。
また57mが3枚見えでカン6mがかなり良い待ちになっているので、
この受けを潰すチーは味が悪い。
なので副露率42%の自分でもここはスルーして面前テンパイを目指す。
8B-4

7A-2でも書いたとおり親リーにシャンテンから押すには14000点くらいの打点が必要。
この手はリーヅモドラドラ三暗刻でやっと12000+1000点なので打点は到底14000点には及ばない。
なので3mなり1mなり打ってベタオリする一手。
8B-5

2600アガっても仕方ないので2s切ってリーチする一手であろう。
ラスとの点差も20000点以上あるので順位期待値は気にしないでほぼ問題ない。