天鳳名人戦牌譜検討10-B

次節の予定が決まったようです。

2011年09月25日(日) 天鳳名人戦 第4節(予定)
  解説者 木原浩一プロ(日本プロ麻雀協会Aリーグ天鳳八段)
  解説者 渋川難波プロ(日本プロ麻雀協会C2リーグ、天鳳十段)
  生放送開始時刻20:00〜
  一回戦開始時刻20:50〜
  ※以降休憩を挟み4戦

公式配信の裏で配信していた渋川さんが遂に公式配信に抜擢されましたね。
的確な解説と面白いトークを期待しています。

鈴木たろう(+64.0) Ⓢ福地誠(+13.0) Ⓟ小林剛(-12.0) Ⓟ多井隆晴(-65.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011090322gm-0009-10011-e147a633
今回は多井プロが東3でハコになったので今回は短めです。
10B-1

いくら6pが丸枯れで7pがノーチャンスになっているからといって
シャンテン押しは良くない。
アンパイの2m切りで良いでしょう。
10B-2

10A-9でも書いたとおり2件リーチに対しては
余程の手でない限りベタオリの方が良い。
1s5s2sとアンパイには事欠かないので
ベタオリはほぼ確実に出来る。
10B-3

5巡目、タンピン含みのドラが無い手を鳴いて1シャンテンにするかどうか。
このままメンゼンで進めると、
2シャンテン→1シャンテンで受け入れ28枚なので
1シャンテンまで約5巡かかる。
またここでチーすると、
1シャンテン→テンパイで受け入れ20枚でポンチーも考慮すると
テンパイまで約4巡かかる。
メンゼン十分形4000-5000点10巡目シャンテンでは局収支は-300点ほどで、
鳴き好形1000点9巡目テンパイでは局収支は+300点ほど。
(「HAZの研究する人生」http://doraaka.exblog.jp/15926085/
の中の「受け入れ6〜8種のイーシャンテンとポンテン・チーテン1000点, 2000点」
http://pds.exblog.jp/pds/1/201109/05/81/naki1000.jpgを参照した。)
なので期待値的には鳴きが有利だと言える。
HAZさんのグラフを見ると画像の牌姿では
3巡目以降は十分形のシャンテンに取った方が良いと言える。
また画像の牌姿でドラが1つ以上あれば0巡目からチーした方が良いことが分かる。
三色やイーペーコーが絡んでくると
7巡目くらいまでは鳴いて3900以上確保されていなければ鳴かないほうが良さそう。
この辺はまたそのような牌姿が出てきたときに書こうと思います。