天鳳名人戦牌譜検討その2

○今週の天鳳110710
5-4-8-7(24)/-420pt
八段730pt, R2134(-22), Rank160位(+59)
鳳南安定段位7.010段(-0.073段,1194試合,97/124)
鳳南に移ってから一向に調子が上がらないため
もうすぐ安定段位が7段を切りそう。
恥ずかしいので最低限7段切りは避けたい。
ちなみに最近三麻を始めて、同じIDで四段になりました。
新人で7戦燻ってしまったけど、何とか95戦で特上に到達しました。
鳳南は長くて眠くなるので、
これからは元気のないときは三麻をやっていきたいと思います。
天鳳名人戦牌譜検討その2
この天鳳名人戦のルールはトップのオカが無いルール。
つまり巷の雀荘で行われているトップ取り麻雀と天鳳で行われているラス回避麻雀との
ちょうど中間の位置づけにあるルールだと言える。
プロの人と天鳳の人が戦うから不公平のないように中間のルールにしたのだと推測できる。
基本的には素点重視で打牌選択していけば問題無いのではと個人的には思う。
なお記事を参照し易くするために通し番号を付けました(今週の場合なら2A-1〜10, 2B-1〜5)。
A卓Ⓟ鈴木たろう(+47.0) Ⓢ福地誠(+15.0) Ⓟ石橋伸洋(-8.0) ASAPIN(-54.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011062621gm-0009-10011-8fae742d
2A-1

リーチ相手に危険牌を押す必要があるチーテン。
早いリーチで自分が親なだけに1牌くらいは押しても良さそう。
南も完全なアンパイとは言い切れないし。
2A-2

カンチャンばかりの手牌なのでリャンメン固定の先切り。
あえて狭く受ける代わりに好形率を高めるという攻守のバランスが取れた石橋pらしい一打。
是非見習っていきたいと思う。
2A-3

フライング気味のオタ風ポン。
鳴いた方が得か損かというよりも、
この先数十戦行われる長期的戦いを見据えた戦略的ポンの色合いが強い。
自分の場合、先々のアンパイ候補となる西は最後まで仕掛けない。
2A-4

2a-3のオタ風ポンを受けての役牌2連ブレイク。
ドラ周りにまだ不安が残っているので本来ならば役牌を絞りたいところだが、
567があるし負けているしで役牌出さざるを得ない部分もある。
自分なら1p2p落とししてドラ周りが安定したら役牌リリース。
2A-5

大多数の人は1s切ってシャンテンに取るであろうが
石橋pは打5mでなんと2シャンテン戻し。
この後予想される發ポンからの3m5mのシャンポン待ちが微妙だと判断したのだろう。
2A-2と同様石橋pらしい一打だと言える。
2A-6

危険な赤5pを切っての安め2000の待ちでは微妙と判断してのシャンテン戻し。
石橋pの守備力の高さを示す一打。
2A-7

持ち点10000点からのほぼ1000点となる發ポンは正直微妙。
いくら素点が大事だとはいえせめて2鳴きでも良かったのでは。
北タンキのチートイリーチとかあるのでまだまだ見限るような手ではない。
2A-8

上家押しているんだし2sより東が先な気がするけど。
上家がまだテンパっていないと判断しての先打ちかな。
2A-9

アンパイの8m切りで良いのでは。
負けているからと言ってリーチに対し2シャンテンから押す理由にはならない。
2A-10

オリたらほぼ3着だけど無理せずオリ。
トップ重視でないルールならではの選択。


B卓(≧▽≦)(+32.0) Ⓟ小林剛(+13.0) Ⓟ須田良規(-10.0) Ⓟ多井隆晴(-35.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011062621gm-0009-10011-1a22b81d
2B-1

序盤でも目一杯に構えず4s切り。
カン7mが不安だからここが何とかなるまでアンパイの東は手放せないという感じかな。
2B-2

ドラポンでオリていたがオリ切れずに放銃。
ドラポンに対して序盤8sマタギの9sで当たるのはある意味しょうがない。
自分は6sワンチャンスで7sを切りたい。
2B-3

トップ目で1シャンテンからの危険牌押し。
アンパイ2つあるのだしオリでも良いのでは。
2B-4

これも2B-3と同じ状況でオリで良いのでは。
2468sという愚形が残っているのでなおさらオリで良い。
2B-5

今度はアンパイが1つしかなくさらにテンパイなのでリーチで良いのでは。
目ぼしい変化も3p4p赤5sくらいしかないし。
多井pの押し引きは自分とは違う部分が多いみたいで正直よくわからないです。