天鳳名人戦牌譜検討3-A

○今週の天鳳110720
4-1-6-1(12)/+255pt
八段985pt, R2140(+6), Rank148位(-12)
鳳南安定段位7.070段(+0.060段,1206試合,95/125)
6週間ぶりのポイントプラスで何とか鳳南安定段位七段切りを回避。
試合数が少ないのは最近三麻にはまっているため。
五段になってからは原点付近で50戦くらい上下しているだけ。
明らかに放銃率が高すぎる(14.4%)からもう少しオリたほうが良さそう。

天鳳名人戦牌譜検討A-3
一度に2戦検討するとブログが長くなってしまうので、
今週から水土の週2回のペースで1局ずつ更新していきます。
3戦目 Ⓟ石橋伸洋(+44.0) Ⓢ福地誠(+14.0) Ⓟ鈴木たろう(-13.0) ASAPIN(-45.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011062621gm-0009-10011-2895aee4
3A-1

普通は9sを切りそうだが9sは親へのアンパイとして残しておき、
1枚切れの8m, 8pに目を付けて連続形を残す8m切り。
守備力には読み云々の要素も確かに有るが、
てっとり早く守備力を上げるにはアンパイを多く手牌の中に残せばよい。
そのためにはアンパイになり易い字牌や他家の捨て牌を
1牌でも多く温存しておくのがまず重要となる。
次に重要になるのは、スーアンコがオリにくいことからも分かるように
トイツほぐしをして1牌でも多くの種類の牌を持つことである。
選択肢が増えればアンパイが手牌にある確率が相対的に上がってくる。
写真の8mはこの2つの要素を合わせ持つ守備的一打の見本と言える。
3A-2

タンピン形なので鳴きにくいが、
8巡目で3900の3シャンテンと遅く、
かつトップ目で点数があまり必要ないのでこれは鳴く一手。
3A-3

發トイツを頼りに2000〜3900点の手の3シャンテンという不十分な形から南を1鳴きし、
リーチを受けベタオリにまわって、9sでオリ打ちした場面。
發を頼りにしたのだから、オリるときは發を切らないとバランスが悪い。
發が信用できないのならば南は鳴くべきではなく、
メンゼンでマンガンクラスの手を狙っていった方が良い。
3A-4

カン5sの1300点即リーは一見非効率に見えるが、
この手は大した変化もないので1巡でも早くリーチすることが最良の選択。
一発でツモって裏が乗ればこんな手でも簡単にマンガンになる余地はある。