天鳳名人戦牌譜検討3-B

3戦目B卓
Ⓟ小林剛(+45.0) Ⓟ多井隆晴(+21.0) Ⓟ須田良規(-15.0) (≧▽≦)(-51.0)
http://tenhou.net/0/?log=2011062622gm-0009-10011-3833566a
3B-1

今週の水曜日に更新した3A-3と同じで、
東トイツを頼りに發を鳴いたのだからここは東でオリるべき。
東でオリる気が無いなら發は鳴かないほうがよい。
3B-2

単純に白切りで良いと思う。
發アンコがあるのでアンパイには困らないし。
三色、チャンタは高めが2つ必要なのでオマケ程度。
3B-3

たまには何切る定番の受け入れ枚数を数えてみる。
7m切り:2356m47sの受け入れで6種20枚(うち3mの3枚のみ愚形)
7s切り:2345678mの受け入れで7種21枚(ただし258mの9枚はダブ東を切るので2ファン下がり)
受け入れ枚数、好形枚数では7s切りだが打点では7m切りの方が優秀といったところか。
ただダブ東が無くてもすでにドラドラなので、打点的にはダブ東を切っても全く問題無い。
よって自分は受け入れ枚数、好形枚数の多い7s切り有利と考える。
しかも捨て牌を見ると2人が8mを早い巡目に切っているため78mは山に残ってい易い。
なのでますます7s切り有利であろう。
8m3枚切れを考慮して7m切りをしたのだろうが積極的に嫌う必要はない。
ちなみに自分の場合、*枚切れの判断は以下のような感じ。
0枚切れ:山に結構残っている。周りの牌が3枚切れ以上だとトイツ、アンコの可能性も疑うが基本的には絶テン。
1枚切れ:山にまあ残っている。待ち頃の牌。
2枚切れ:山にまあ残っている。山に残っている牌は1枚切れと大して変わらない。待ち頃の牌。
3枚切れ:山には結構少ない。ただ積極的に嫌うほどではなくターツ選択で嫌う。
3B-4

35mの形が悪いので5sを切ってピンフを目指す。
この369sはほぼ36s待ちなので4m入ってもひとまずダマにして、
ドラの6p引いてから初めてリーチする(状況によってはダマ続行)。
3B-5

5p切りが自分好みの一打。
ペン3m待ちのテンパイはなるべく取りたくないので、
マンズでアタマが出来たときに好形になるようにする。
点差は下と僅差なので5p3sポンのペン3m待ちを取る必要はない。
3B-6

いくらアガリトップとはいえ唯一残っている好形からは鳴かない。
とりあえずは他家の捨て牌の動向を見てマンズの上が高そうになって初めて鳴く。
3B-7
(対面はチーして6p)

対面はチーして6pの後ずっとツモ切りなので3sは対面には通る。
上家も2467s手出しで下家のピンズを警戒してターツを払ったように見えるので3s待ちはほぼ無い。
なのでここは2sよりも3sを切るべき。